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#5ズレを共有できないと、なぜ採用は動かなくなるのか | 採用がうまくいかない 原因

  • 執筆者の写真: ANDO MASAAKI
    ANDO MASAAKI
  • 2025年12月26日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月17日



悩む社長


前回では、

採用のズレを見つけるためには、

正解を探すのではなく、

問いを立て直す必要がある、という話を書きました。


では、

問いによってズレが見えてきたとして。

それを共有できないまま採用を進めると、

何が起きるのでしょうか。



採用が止まってしまう会社を見ていると、

ズレそのものよりも、

ズレを扱えない状態に問題があることが多くあります。


たとえば、

経営側は

「今は人手が足りない」と考えている。

現場は

「教える余裕がない」と感じている。

採用担当は

「とにかく応募が欲しい」と焦っている。


それぞれは、

自分の立場としては正しい。

けれど、

それらが並んだまま、

一つの方向にまとめられていない。


この状態で採用を進めると、

判断が場当たり的になります。



誰かが、

「まずは応募を増やそう」と言う。

別の誰かは、

「いや、今来られても困る」と感じている。


その結果、

求人票の言葉は慎重になり、

面接では含みを持たせ、

現場では様子見が続く。


誰も間違っていない。

ただ、

同じ前提に立っていない


この状態は、

外から見ると分かりません。

けれど、

求職者には、

不思議と伝わってしまいます。



求職者が感じるのは、

矛盾や嘘ではありません。


「決めきれない感じ」

「本音が見えない感じ」

「どんな期待をされているのか分からない感じ」


そうした、

言葉にならない違和感です。


そして多くの場合、

その違和感は、

理由として説明されることなく、

比較の中で外れていきます。



ズレを共有できない状態では、

採用の議論は、

常に平行線になります。


条件を上げるか、下げるか。

今は採るべきか、待つべきか。

攻めるか、守るか。


どの選択肢もあり得るのに、

前提が共有されていないため、

判断ができない。


その結果、

何も決められないまま、

時間だけが過ぎていく。



HASYLAでは、

採用を「施策の集合」ではなく、

判断の連続として捉えています。


だからこそ、

ズレを見つけるだけで終わらせず、

それを

「どこまで共有できているか」

をとても重視します。


共有とは、

全員が同じ意見になることではありません。


どこが一致していて、

どこが一致していないのかを、

分かった状態にすることです。



採用が動き出すのは、

ズレが消えたときではありません。


ズレが、

見える形で扱われるようになったときです。


そこから初めて、

条件の話も、

手段の話も、

現実的な判断として語れるようになります。



次回は、

この「ズレを共有する」ために、

どんな整理が必要なのか。


採用を

止まった状態から、判断できる状態へ戻す

その考え方について書いていきます。


今回は、

採用が止まってしまう理由を、

「共有できないズレ」という視点から捉え直す回でした。 |採用 うまくいかない 原因

 
 
 

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