#1 求人を出す前に、会社は“採用できる状態”になっていますか? | 採用がうまくいかない理由とは?
- ANDO MASAAKI

- 2025年9月1日
- 読了時間: 3分
更新日:1月17日

求人を出しても反応がない。
応募は来ても、定着しない。
そんな相談を、これまで何度も受けてきました。
初回の打ち合わせで、
社長が開口一番、こう言うことがあります。
「求人は出しているんです。でも、まったく応募がなくて」
話を聞いていくと、
次に出てくる言葉も、ほとんど決まっています。
「条件は、業界的に普通だと思うんですが」
「若い人は、ITとか他の仕事の方がよく思えてますよね」
確かに、条件や時代の影響が、まったく無いとは言えません。
しかし、多くのケースは、それだけでは説明できません。
実際には、条件が大きく変わったわけでもなく、
求人の内容を急に変えたわけでもないのに、
「なぜか応募だけが来なくなった」
という状態に陥っている会社も少なくありません。
「前は、もう少し反応があったんです」
「何かを変えた記憶はないんですが」
理由がはっきりしないまま、応募だけが減っていく。
そうなると、
何を見直せばいいのかも、
次に何を試せばいいのかも、判断できません。
そもそも、求人票は必ず比較されます。
仕事内容、働き方、休み、手当、給与。
求職者は、
いくつかの会社の求人を横に並べながら、
「自分は、どこで働くことになるのか」を想像します。
実際に、面接の場で
「同じような条件の会社がいくつかあって、最後は雰囲気で判断しました」
と言われたこともありました。
さらに気になれば、
会社のホームページを見たり、
写真を探したり、
文章のトーンを感じ取ったりもします。
求職者は、一つの情報だけで決断しているわけではありません。
いくつもの情報を行き来しながら、少しずつ納得していく。
それが、いまの採用の前提です。
一方で、会社側を見ると、その前提に立たないまま、
採用が始まってしまっているケースもあります。
応募が来ない。
でも、理由が分からない。
条件が悪いとも言い切れない。
何を直せばいいのかも見えない。
その結果、
「SNSなのかもしれない」
「若い人の価値観が変わったから仕方ない」
といった話に移っていく。
けれど、その時点ではまだ、
採用がうまくいかない理由そのものが、
整理されていないことも少なくありません。
採用がうまくいかない理由は、
「条件が弱いから」だけではありません。
むしろ、
会社や仕事の全体像を、どう捉えればいいのかが分からない、
という状態そのものが、採用を難しくしているように感じます。
採用は、求人票という一枚の紙で完結する話ではありません。
SNSをやるかどうか、という話でもありません。
その前に、会社はいま、採用を始められる状態にあるのか。
まずは、そこから考える必要があります。
このブログでは、
そうした視点から、採用の“前工程”や“段取り”について書いていきます。
私たちは、
採用を「条件」や「手段」の話にする前に、
そもそも会社が、採用を始められる状態にあるのかどうか。
そこから考えるべきだと考えています。
それが、HASYLAの立ち位置です。





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