#2 採用がうまくいかないとき、最初に確認すべきことは何か。 | 採用がうまくいかない原因
- ANDO MASAAKI

- 2025年10月1日
- 読了時間: 3分
更新日:1月17日

前回の記事では、求人を出しても応募が来ない、
理由が分からないまま次の話に進んでしまう、
そんな状態そのものが、採用を難しくしているのではないか、という話を書きました。
では、「何から確認すればいいのか」。
多くの会社では、この問いに対して、すぐに答えを探そうとします。
条件を見直すべきか。
媒体を変えるべきか。
SNSをやるべきか。
けれど、その前に一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
それは、いま、この会社は、どんな前提で採用をしようとしているのか
という点です。
採用がうまくいっている会社を見ていると、
特別な手法を使っているわけでも、
条件が突出しているわけでもないことが多くあります。
一方で、採用が止まってしまっている会社では、
採用の話が、いつの間にか「作業」になっています。
人が足りない。 だから求人を出す。
反応がない。 次は何をするか。
この流れ自体は、間違っていません。
ただ、その途中で、確認されていない前提があります。
それは、
「この会社は、いま、誰を迎えようとしているのか」
「その人は、どんな状態で入ってくるのか」
という点です。
ここで言っているのは、
理想の人物像を細かく描こう、という話ではありません。
そうではなく、
会社側が、どんな前提で採用を考えているのかが、
自分たちの中でも言葉になっていない
という状態が、意外と多い、ということです。
たとえば、
即戦力として来てほしいのか
育てながら一緒に進んでいきたいのか
現場を支える人なのか
将来を見据えた人なのか
どれも間違いではありません。
ただ、これが曖昧なまま採用が進むと、
求人の内容も、面接での話も、
少しずつ噛み合わなくなっていきます。
採用がうまくいかないとき、
「条件が弱い」「時代が違う」といった言葉が出てくるのは、
何かが足りないからではありません。
前提が共有されていないまま、判断を重ねようとしている
その苦しさが、言葉として表れているだけです。
だから、最初に確認すべきなのは、
「何を変えるか」ではありません。
いま、自分たちは、どんな前提で採用を考えているのか。
そこが見えてくると、
条件の話も、手段の話も、
はじめて意味を持ち始めます。
HASYLAでは、
採用の相談を受けたとき、
いきなり求人票の話や媒体の話をすることはありません。
まず、いま会社の中で、
採用がどんな位置づけになっているのか。
どんな期待や不安が置かれているのか。
そこを一緒に整理するところから始めます。
それは、正解を出すためではなく、
判断できる状態をつくるためです。
採用は、動かす前に、
立ち止まる時間が必要な場面があります。 | 採用うまくいかない原因





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