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#3 採用のズレは、どこで生まれているのか | 採用がうまくいかない原因

  • 執筆者の写真: ANDO MASAAKI
    ANDO MASAAKI
  • 2025年11月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月17日


悩む社長

第2回では、

採用がうまくいかないとき、

最初に確認すべきなのは条件や手段ではなく、

会社がどんな前提で採用を考えているのか

という話を書きました。


今回は、

その前提が曖昧なまま採用を進めると、

どこで、どんなズレが生まれていくのか。

その構造について考えてみたいと思います。



採用のズレは、

ある日突然、大きな問題として現れるわけではありません。


多くの場合、

小さな違和感が、

見過ごされたまま積み重なっていきます。


たとえば、

求人票に書かれている内容と、

面接で話している内容。

あるいは、

面接で伝えている話と、

現場で実際に起きていること。


どれか一つが間違っている、

という話ではありません。


ただ、

それぞれが、少しずつ違う前提で語られている

ということが起きています。



会社の中で、

採用について話す人は一人ではありません。


経営者が考えていること。

現場が期待していること。

人事や採用担当が気にしていること。


それぞれが、

自分の立場から「正しいこと」を話している。

それなのに、

全体として見ると、

何を伝えたいのかが曖昧になってしまう。


この状態で求人を出すと、

求職者には、

一貫したメッセージではなく、

断片的な情報として伝わります。



求職者は、

会社の内部事情を知りません。


見ているのは、

求人票、ホームページ、

面接での会話、

そして、わずかな空気感です。


その中で、

「ここで働く自分」を想像しようとします。


もし、その想像が、

途中で止まってしまったら。

あるいは、

何となく引っかかりを感じたら。


多くの場合、

理由は言語化されないまま、

比較の中で外れていきます。


「悪くはないけど、決めきれない」

という感覚です。



採用がうまくいかないとき、

会社側では、

「応募が来ない」「辞退された」

という結果だけが目に入ります。


けれど、

その前には必ず、

小さなズレが積み重なっていく過程があります。


それは、

条件の話でも、

表現のテクニックの話でもありません。


前提が共有されないまま、

判断や発信が重ねられていくこと。

その結果として、

ズレが見えにくい形で広がっていく。



HASYLAでは、

採用の相談を受けるとき、

「どこが悪いか」をすぐに探すことはしません。


まず見るのは、

採用に関わる人たちのあいだで、

前提がどこまで共有されているか、です。


誰が、

どんな期待で、

どんな言葉を使っているのか。


そこが整理されていないと、

どれだけ条件を見直しても、

どれだけ手段を変えても、

ズレは解消されません。



次回は、

こうしたズレが生まれている状態で、

求人票や採用施策に手を入れると、

なぜうまくいかないのか。


そして、

ズレを見つけるために、

どこから見直していけばいいのか。


もう一段、

採用の前工程に踏み込んで書いていきます。


採用は、

正解を探す前に、

ズレに気づくところから始まります。


第3回は、

そのズレが生まれる場所についての話でした。 |採用 うまくいかない 原因

 
 
 

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